初夏の風を運んでくる、かざぐるま柄の切子
今年の3月、銀座の一角に東急プラザ銀座がオープンしました。
メトロクスからだと歩いて20分くらいです。
デザインコンセプトは「光の器」。
話題となったのはその外観で、伝統工芸「江戸切子」がモチーフとなっています。
江戸の硝子技術と西洋のカット技術を融合して生まれた「江戸切子」。
施設内には「キリコテラス」や「キリコラウンジ」という名の空間もあるみたいです。
(私はまだ外からしか見たことありません・・・!)
そんなこともあり「江戸切子」の注目度が上がっているようで、
ディズニーの江戸切子もあるみたいですね(驚)
エヌクラフツで取り扱っている吉田順子さんの作品も「江戸切子」です。
最近、特に取材のお問い合わせも多い人気作家さんです。
「江戸切子」特有の伝統的な文様ではなく、
オリジナルのモダンな文様が若い女性を中心に絶大な支持を集めています。
今日ご紹介するのは「かざぐるま」。
葉のような半円形の図形が風車のように並んだ文様、
規則的に並んだ幾何学模様にも見え、
華やかながらもシンプルで洗練された印象を受けます。
このかざぐるま模様のアイテムは、浅鉢と小鉢。
浅鉢は小ぶりなどんぶりくらい。
サラダボウルにぴったりです。夏はそうめんにもいいですね。
個人的には具材との彩りを楽しめそうなちらし寿司に使ってみたいです。
小鉢(写真左)は冷ややっこやカットフルーツなど何にでも使いやすいサイズ。
この夏の食卓の彩りに選んでみてください。
流れるようなデザインのひし波(小皿)も涼しげです。
ただいま開催中のコレクションマーケットでは、昭和の古い切子がずらり!
深い色合いの切子のほかに花切子も充実。
涼しげな青いガラスのタンブラーはこの季節におすすめ。
ダイナミックな図柄が楽しめる大鉢・大皿や水差しなども30点近くあります。