喜八工房の木椀

こんにちは。メトロクス、ヨダです。
最近、話題の塩糀を手に入れました。
これが、とっても使えます。お肉やお魚に付けて焼いたり、スープの味付けにしたり。
たんぱく質を分解して柔らかくし、うまみ成分も増加させる性質があるということで、
いろいろな食材がそれだけですごく美味しくなります。
今年の冬は塩糀鍋を是非試したいと思っています。

今日は、そんな鍋料理の際にも活躍しそうな木椀をご紹介したいと思います。
喜八工房 樫椀


上から
「G型」 直径110×高さ70mm
「U型」 直径112×高さ70mm
「Y型」 直径112×高さ70mm
各3,675円


「G型」 どの形も縁は薄く挽いて仕上げられています。

とてもすっきりとした3種類の形。名前の通り樫の素材を使用しています。
樫はとても硬い材質なので、このように薄く挽く事が可能になります。

「虎斑(とらふ)」と呼ばれる虎の縞模様のような細かい木目と、
その上に重なる印象的な濃い色の木目模様がこの樫椀の特徴です。

この濃い木目模様はそれぞれの個体によって出方が異なります。
器の外側も、上にのせたような「G型」のように、全く柄が無い物もあります。

内側の例はこのような感じです。


「G型」 模様が出ているものです。


「Y型」 模様が出ていないものです。

実際にお料理を盛り付けるとこのような感じ。


「U型」と「G型」
すっきりとしたお茶碗型に近い「U型」にはご飯を、丸みのある「G型」汁物をいれてみました。


「Y型」
ユニークな形の「Y型」には甘味を。温かいお汁粉などもよさそうです。

そしてもう一つ。同じ喜八工房から
バタフライボウルです。


バタフライボウル
「小」幅120x奥行112x高さ73mm 5,775円
「大」幅146x奥行137x高さ87mm 8,925円

欅(けやき)を使用しています。この欅の木目が揃っていてとても美しく、
蝶の羽のように持ち上がった器の両側がお料理を包み込みます。


内側はこのような感じ。

こちらにもお料理を盛り付けてみました。

鮮やかなグリーンが良く映えます。
お料理を真ん中にふんわりと盛り付けると、とても素敵で、
おもてなしにぴったりの器です。

喜八工房は、石川県の伝統工芸山中漆器の工房です。
今回ご紹介したものは、そのなかでも漆を塗らない自然の木目をいかしたもの。
すっきり美しい形と、木の温かみのある器は、これからの寒い季節に
食卓で大活躍してくれそうです。

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