米沢緞通・滝沢工房 受注会
こんにちは、メトロクス・タカダです。
本日は、9月13日(木)より開催するイベントのご案内です。
流行り廃りと目まぐるしく移り変わるいま、日々変わらず好きなものに囲まれて過ごすことの豊かさに目を向ける人は多いのではないでしょうか。
古くから職人たちの手によってつくられてきた日常の道具があります。
気張らずおおらかに使え、時にメンテナンスを繰り返しながらお気に入りをずっと使い続けることができる。
つくり手は常にその視点に立ってものづくりを行ってきました。
米沢緞通・滝沢工房(よねざわだんつう・たきざわこうぼう)の緞通もそうして作られているものの一つ。
緞通とは、一般的に床敷用、装飾用としてつくられてきた高密度の手織りの絨毯のこと。
手織りなので様々な色や模様が表現でき、美しい柄と、密度の高いしっかりとした腰の強さを持つ、格式高い高級品としても知られています。
山形県・米沢市にある滝沢工房は、「絨毯をどれだけ小さくできるか」という発想のもとに、スツールラグ、チェアラグをはじめ、もっと日常に寄り添える緞通づくりを続けています。
この度、メトロクスでは、そんな米沢緞通・滝沢工房の受注会を開催いたします。
今年、新たにお披露目された新作柄を含め、十数種類の多様な柄の展示品をご用意いたしました。実物をご覧いただきながらご注文いただけるまたとない機会です。
◇ラグ「お花」(630×450mm)57,240円 ※受注生産
◇チェアラグ「籠目に赤い実」(380×380mm)35,424円 ※受注生産
◇スツールラグ「雲と山」(400×300mm)27,864円 ※受注生産
◇タペストリー 長方形「瓢箪」(140×320mm) 17,064円 ※受注生産
◇タペストリー 正方形「法螺貝」(180×180mm) 14,040円 ※受注生産
パーソナルなサイズに落とし込まれた緞通は、より身近な存在に。そして、シンプルなデザインは、ジャンルや時代を越えた普遍性を持っています。
工房では、ご購入後の修理・クリーニングも承っており、末永く安心してお使いいただくことができます。まずは、小さな緞通を日常の傍らに置いてみるのはいかがでしょうか。
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≪米沢緞通・滝沢工房について≫
米沢緞通・滝沢工房は、山形県の南、米沢市にある緞通工房です。この土地は米沢藩時代から絹織物の産地として有名です。滝沢工房は絹織物の織機の組み立てやメンテナンスから生業が始まりました。親戚が絨毯を手織りしているのを見て「織り機次第でもっと織りやすくなりそうだ」と思い、絨毯織機の研究を始め、織りやすい手機織機を考案。1966年から手織絨毯業を営むようになりました。
手織絨毯は強く打ち込みが出来るので毛が抜けづらく丈夫なものが作れます。その為、裏地や接着剤を付ける必要がなく表の図案がそのまま裏に現れます。米沢緞通も同様です。
これまで難しい織りや大きな絨毯の注文が入るたびに自分たちで織機を考案し作ってきました。その技術が認められ、高度経済成長期に首相官邸や日生劇場に納品してきました。
近年は「絨毯をどこまで小さくできるだろうか」という発想の元、小さな緞通を作っています。
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米沢緞通・滝沢工房 受注会
場所:メトロクス 東京店
期間:2018年9月13日(木)~10月6日(土)
※水曜日・日曜日・祝日は定休日となっております。
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