芹沢銈介の作品を身近に楽しむ
こんにちは、メトロクス・タカダです。
本日は、染色工芸家・芹沢銈介の作品を身近に楽しむことができるアイテムをご紹介いたします!
ご存じの方も多いかと思いますが、芹沢銈介は、1895年生まれの20世紀を代表する工芸家。沖縄の伝統的な「紅型染め」を元に技法を発展させ、独自の「型絵染め」を完成させたことで知られています。重要無形文化財の保持者(人間国宝)であり国内外から高く評価されています。
国内においても度々企画展が開かれるほど、とてもファンが多い工芸家です。
今回、ご紹介するのはこちらの芹沢銈介の和紙型染カレンダー。1946年から作られてきた型染カレンダーの復刻版です。大きさは、B4より一回り大きいサイズ感(太子サイズ)となっています。
伝統的な図柄と紙面の大胆な構成はアート作品のよう。それぞれの月の特徴がデザインされ、色使いも工夫された、全体的にやさしい雰囲気に仕上がったカレンダーです。
製造しているのは、富山市八尾で良質の和紙を漉き出している工房、桂樹舎(けいじゅしゃ)。和紙の質感もいい感じです。
月替わりでフレームに入れて飾ってみてはいかがでしょうか。
そして、続いてご紹介するのは、先ほどの和紙染めのカレンダーを縮小印刷した印刷普及版となる卓上カレンダーです。大きさは、ポストカードに近いサイズ感。
こちらは、スタンドの付いたプラスチックケースに入っており、卓上に気軽におけるのが嬉しいところ。プレゼントにもピッタリなインテリアカレンダーです。
ちなみに、芹沢銈介にとってカレンダーは、ライフワークともいえる代表作の一つで、生前に多くの図案を残していたため、現在も毎年違った図案のカレンダーが発売されています。2023年は1989年(平成元年)の復刻となります。
ぜひ、皆さんも、芹沢芸術を身近にお楽しみください。