食材を惹き立てる素朴なうつわ
こんにちは、メトロクス・フクオカです。
先日新入荷した美濃焼「新カイラギ マット」をご紹介いたします。
ご覧のとおり、すごく素朴なのに存在感があるうつわです。
食材が映えるので料理をするのも楽しみになりそう。
美濃焼は岐阜県・東濃地方で作られる陶磁器のこと。東濃地方は日本最大の陶磁器の生産拠点です。有田焼や備前焼などと違って、1つの焼き物の様式を持っていないのも美濃焼の特徴。「その地域で生産されたもの」というざっくりとした総称になりますが、その歴史は古く、今から1300年以上前まで遡ります。
安土桃山時代には武将の茶の湯文化とともに、茶人の好みを反映した芸術性の高い作品が多く生み出されます。
「新カイラギ マット」に見られる特徴的な陶肌も、茶人たちがその風合いを好んだ陶芸の手法の一種で「梅花皮(かいらぎ)」と呼ばれます。釉薬が様々な条件によって縮れて固まり、本来なら焼きに失敗したものとして扱われましたが、それが味わいとして好まれたそうです。
刀剣の柄に巻くエイの皮を「梅花皮」と言い、その表面に似ていることが由来になっているそうです。
素朴な風合いなのに、独特の存在感があります。
まわりこむようなフォルムは料理を盛り付けるだけで洗練された雰囲気に。
ミニどんぶりサイズ。お茶碗としてもOKです。
直径15.5cmの小鉢。やはり色の濃い食材が乗ると映えますね!
プレートは取り皿としても、デザート皿としても使いやすい20cm。
新カイラギ マット シリーズ。左から23.5cm 浅鉢、20cm プレート、新小丼、15.5cm 小鉢。この4種のほかに21cmの深鉢もございます。
価格も2,700円からと手ごろなので、ぜひシリーズで集めてみてください。
メトロクス店頭では手にとってご覧いただけます。