幾何学なジャパンクラフト
こんにちは、メトロクス・タカダです。
本日のブログでは、直線、三角形、四角形など図形を展開したような、幾何学的な模様やかたちの日本のクラフトアイテムをご紹介いたします。無機質でシンプルなデザインの中に、丁寧な手仕事による暖かさを感じることができます。
▼組子コースター 胡麻殻つぶし 1,620円(税込)
新潟県上越市で日本建築独自の装飾技術である「組子」を用いた建具を製作している猪俣美術建具店のコースターです。
組子は、正確にカットされた細かな木片を手作業で組む、わずかな誤差も許されない精度の高い技術です。
▼組子鍋敷き 龍爪麻ノ葉 4,860円(税込)
コースターと同じく、猪俣美術建具店による鍋敷きです。
規則的な幾何学模様の美しさは熟練した職人の正確無比な手作業により生み出されています。
▼ハラダマホ 小鉢 格子 4,320円(税込)
練り上げ作家 ハラダマホさんによる陶器のうつわです。顔料を練り込んだ粘土をモザイクのように組み合わせて柄を構成する「練り上げ」と呼ばれる技法で作られています。
整然と並ぶ美しい格子の柄は、実に手間暇がかかった作業によって作られています。
大分県杵築市のヒガシ竹工所による竹かごシリーズ。「ヒガシ竹工所」は、大学で建築デザインを学び、建築ミュージアムでのキュレーター勤務という経歴をもつ東浩章さんによる工房。
グリッドシリーズは、その名前が示す通り、大胆かつ規則的に交差する竹格子が特徴のバスケットです。伝統的につくられてきた竹かごの構成を見直すことで、竹かごの新しい印象を生むことができるのではないかとの発想から誕生した製品です。
※実店舗にてご購入いただけます。
▼宮井 刺子風呂敷 (左:十字刺子/右:四角刺子)648円(税込)
刺子(刺し子・さしこ)とは、布地に糸で幾何学模様などの図柄を刺繍して縫いこむ手法です。元来、保温や布地の補強のために施されていたものが始まりとされていますが、次第に美しい模様が表現されるようになりました。
卓越した技法から生み出される品格のある美しさは、暮らしに豊かさと趣をそえてくれます。
▼馬場忠寛 六角皿 3,024円(税込)
様々なモチーフを独自の視点から創り上げる鉄器職人・馬場忠寛さんが手掛けた、立体的な多目的小皿です。
ジュエリーのダイヤモンドカットをイメージさせる六角形と中央が盛り上がったフォルムが特徴的。光による陰影がその幾何学的なフォルムをより一層美しくします。
いかがでしたでしょう。丁寧な手仕事に裏打ちされた無機質で洗練されたかたちに魅力を感じていただけましたでしょうか。
店頭では実物を手に取ってじっくりとご覧いただくとこができます。
今回ご紹介できなかった商品も沢山ございますので、ぜひ一度足を運んでみてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。