エヌクラフツの商品、パリデビュー!
こんにちは、メトロクス・タカハシ(商品部)です。
本日は、海外の展示会の様子をお届けしたいと思います!
1月17日から21日までパリにて開催された、Maison et Objet(メゾン・エ・オブジェ)。
71の国と地域から2,891ブランドが出展、来場者はなんと8万人超という、世界最大級の展示会です。
ひ、広い・・・
メトロクスも、2,891分の1としてメゾン・エ・オブジェに出展してまいりました!
こちらが実際に出展したブースです。
エヌクラフツからも、たくさんの商品がパリに出張しました!
中でも人気を集めたのが中段に展示している、笠間焼のフラットプレート。
実際に持って「軽い!薄い!!」と驚かれる方がとても多くいらっしゃいました。
フラットでモダンな表情も人気を集めた一因のようです。
そして「美しい」という評価を多くいただいたのが、砥部焼のシリーズ。
表面に見える朱色の線、内側の藍色の線までも手描きということに驚く方も多かったです。
以前より海外の方にも人気のあった樫碗シリーズは、今回も高評価をいただきました。
手に持った時のなんともしっとりとした感じは、国内外問わず皆さまハマってしまうようです。
上段右側、益子焼のごはん鍋kamaccoは、海外バイヤーさんだけではなく、パリ在住の日本人の方から絶大な人気を集めていました。
海外在住の方は、なかなか美味しい白ご飯を食べる機会がないとのこと。白米好き・タカハシとしては何とも大変な環境だなあと、日本の有難みを再確認…
常滑焼の焙じ器は、「Tea Roaster」として紹介しました。その用途に「なるほど!」と目を丸くする方も。
コロンとしたフォルムは、つい手に取ってみたくなる形のようで、多くの方に手に取っていただきました。
高田焼のすり鉢は、なんといっても波紋櫛目の美しさに注目していただきました。
サイズのバリエーションが多いところも人気の秘訣のようです。
波紋櫛目はその美しさだけではなく、右利き・左利き問わず使えるというユニバーサルデザインです。
左利きのわたしも自宅で使っておりますが、その擦りやすさに「今までのすり鉢は一体…」と驚くほどでした。
左利きの皆さまには特にお試しいただきたい逸品です。
やきものだけではなく、照明作家・谷俊幸さんのランタンシェードも大人気。
日本らしさを感じながらも、モダンなデザインは海外のインテリアにも馴染むようです。
和紙のシェードからあふれる柔らかな光は、ブースの中でも存在感抜群でした。
下段に並べられている鋳心ノ工房さんの鍋敷き、小鉢やブックスダンド、馬場忠寛さんの栓抜き・カラスは鋳物の重厚感とデザインの軽やかさや可愛らしさが人気を集めていました。
たくさんの商品があり、駆け足になってしまいましたが、少しでも雰囲気を感じていただけましたでしょうか?
メトロクス店頭では、「トラディショナルモダンセラミック」というクラフトフェアを開催中です。
上記でご紹介しました、パリに出張したやきもの全てが店頭に並んでいます。
是非直接お手に取ってご覧ください!
◆おまけ
出張中に食べた、お鍋いっぱいのムール貝。
一人一鍋(!)でしたが、ぺろりと食べられてとっても美味しかったです!