卓上を飾る芹沢銈介のカレンダー
こんにちは、メトロクス・タカダです。
最近は朝晩の気温も落ちて陽の短さを実感できるようになってきました。寒い夜に外を歩いていると、ふと年末感が一瞬過りますが、さすがにまだ早いですよね。
さて、本日は芹沢銈介の卓上カレンダー、2021年版のご案内です。
毎年、違った図案が発売されるので、楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
こちらは、染色工芸家で人間国宝でもある芹沢銈介の図案を用いた卓上カレンダーです。昭和21年から作られてきた、和紙染めのカレンダーを縮小印刷した印刷普及版です。
芹沢銈介 卓上カレンダー 2021年版 1,320円(税込)
戦時中、自宅と工房を空襲によって焼かれ、家財やそれまでの作品の型紙の大半が焼失してしまい、生活を取り戻すための生業として作り始めたカレンダーは、芹沢銈介にとっても思入れの強い作品ではないでしょうか。
月ごとに異なる図案を用い、日本の四季を色鮮やかに表現しています。毎年違った図案のカレンダーが発売されていますが、これは、生前に多くの図案を残していたためです。
伝統的な図柄と紙面の大胆な構成は、まさにアート作品のよう。
日本古来の型染と琉球の紅型染(びんがたぞめ)を研究し、模様を生み出す天分と色調えの優れた感覚によって生み出された芹沢芸術が手軽に卓上でお楽しみいただけます。
手軽な価格とサイズ感なので、年末のご挨拶や、ちょっとした贈り物にもお選びいただいております。