食材が映える華やかなスリップウェアが再入荷しました
こんにちは、メトロクス・フクオカです。
本日は再入荷のお知らせです。
大変お待たせいたしました。
伊藤丈浩さんの益子焼スリップウェア各種が再入荷いたしました!
伊藤丈浩
1977年、千葉県銚子市生まれ。21歳のときから焼き物を始め、益子の製陶所で勤めた後、半年ほど渡米。各地の陶芸家を訪ねながら旅をします。帰国後、日本各地の窯業地を見聞し、2006年に益子で独立。
水と粘土を混ぜた泥漿で、平面の土の上に描く線によって現れる独特な模様に魅力を感じスリップウェアの製作に傾注します。地域の原料を出来る限り用い、モダンさと素朴さをあわせ持った、新たな益子焼の姿を提唱しています。
伊藤さんのスリップウェアは、当店でも長年の人気商品。入荷をお待ちいただいていた方も多いかと思います。
どんな料理にも合わせやすい色合いと、盛りつけただけで華やかにしてくれるスリップ模様が、とても日常使いにマッチしていて、一枚持っていると、もう一枚、また一枚、と、どんどん集めたくなる器です。
20世紀初頭にはイギリスでの生産が途絶えていたスリップウェアですが、その美に注目した柳宗悦と富本憲吉がバーナード・リーチに存在を教え、優れた作品を数々生み出し、日本を代表する陶芸家の浜田庄司らの作風にも多大な影響を与えました。
こちらは製作の様子。
スリップウェアの模様は、生乾きの素地にスリップ(化粧土)をかけて描いています。伊藤さんのように美しく均一な模様を描くには、熟練の技が必要。整っていながらも、揺らぎや滲みなど、ひとつひとつの器に個性が宿り、手描きならではの風合いが現れるのが大きな魅力だと思います。
スリップ模様が描かれた、焼成前のうつわ。
カップ類はさりげなく取っ手がスリップ柄になっています。
人気の仕様は毎回すぐに売り切れてしまうので、お早めにご検討くださいね。
もちろんメトロクス東京で手に取ってご覧いただけます。