ダッチオーブンで作る炊き込みご飯
こんにちは、メトロクス・タカハシです。
いきなりの画像ですが、これはタカハシ家のキッチンです。
今日は少し前に取扱いを始めた(READYMADE) PRODUCTSのダッチオーブン
「ウィークエンダー」の実力を確かめる為に自宅での料理リポートをお届けします。
今回使うのは、高さがあるラウンドタイプ。
今日はこれで、炊き込みご飯を作ることにします。
冷蔵庫と相談した結果、今回は「桜エビと枝豆の炊き込みご飯」を作ることにしました。
枝豆は群馬産の天狗印枝豆を使用します。
味がしっかりしているので、そのままでも酒の肴にぴったりです。
まずはこの枝豆を鞘のまま、塩茹でにしていきます。
色が鮮やかな緑になってきたら充分でしょう。
粗熱を取った枝豆を一つずつ剥いていきます。
この時、薄皮も剥がしてあげると食感が良くなりますよ。
パラティッシのお皿との色味の相性がよくこのままでも充分美味しそう…
さて、ここからウィークエンダーが登場です。
2合の白米を研いだ後で20分程、水を吸わせておきましょう。
適量を用意した桜エビと出汁を取る為の昆布も用意します。
昆布は4センチ幅程度、桜エビはお好みでもう少し多めでも美味しいと思います。
ちなみにこの器は一昨年のクラフト市の時に購入した大谷さんの銅鑼鉢です。
先程のお米に水360cc、小さじ1杯の醤油、少量の塩と一緒に桜エビを投入し
軽く混ぜ合わせます。蓋をする前に昆布を浮かべ、中火で沸騰するまで加熱します。
蓋の間から泡が出てきました。
鋳物は火の通りが早いので、火にかけて数分で沸騰してきたようです。
一度、沸騰したら昆布を取り出し、火加減を弱火にして10分くらい炊いていきます。
蓋を開けるときにリフターを使いましたが、家庭のコンロで調理するときは
ミトンの方が使い勝手がいいかもしれません。
火にかけてしばらくすると、蓋の隙間から少しだけ蒸気が漏れ始めました。
この時点で既にいい香りが漂ってきています。
蓋と本体に少し隙間ができていたようなので、少し蓋を回転させると蒸気がピタリと
止まりました。ウィークエンダーの重量がある蓋のおかげで蒸気が逃げずらく、
炊き込みや蒸し料理にはピッタリです。
10分後、炊き上がりました!この時点でも既に美味しそうですが、ここでざっくりと
かき混ぜ、先ほどの枝豆を散らした後に蓋を閉じ10分程、蒸らしていきましょう。
最後に枝豆を加えるのは食感を残す為に火が通り過ぎないようにする為です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・10分後・・・・・・・・・・・・・・・・・・
調理を始めてから約40分..ついに完成しました!
枝豆を加えたことで彩りもより鮮やかになり食欲をそそります。
喜八工房の樫椀と甲斐のぶお工房の竹箸で頂きます。
カトラリーレストは以前に個展で購入したハラダマホさんの練り上げです。
今回、初めてダッチオーブンで炊き込みご飯を作りましたが、炊飯器で炊くご飯とは
一味違っていました。全体的にふんわりしているのに米の一粒一粒がしっかりしていて、
お米の食感が残っています。密閉性が高く火が全体に通りやすいので、炊飯器で炊く
よりも短時間でおいしく炊き上げることができるんじゃないでしょうか?
底には香ばしいおこげが、何ともいい感じです。
これは、コンロで炊いたご飯の醍醐味の1つですね!
全部は食べれなかったので、残りは夜にチンしてうちの奥さんの夕飯になりましたが、
時間が経ってもふっくら感が残っており満足してもらえた様子でした。
ウィークエンダーのサイズ的に最大2合程度までだと思いますが、少量の場合は実は
炊飯器よりもコンロで炊いた方が経済的なので、コンロで炊くことをおススメします。
そして今回、使ったラウンドの他にウィークエンダーにはスクエアがあります。
スクエアは蓋部分にリブが付いているので、お肉料理に良さそうです。
両方ともシリコン耐熱塗装を施されているので、初回使用時のシーズニング
(腐食防止作業)も必要なく、IHクッキングヒーターでも使用することができます。
屋外用以外でも普段使いの調理器具として検討してみられてはいかがでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・おまけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回はやりませんでしたが、ウィークエンダーは蓋だけ調理することもできます。
今度、機会があったら蓋を使ってアヒージョでも作ってみようかと思います。
過去のブログで、ウィークエンダーを使った他の料理の写真をご覧頂けるので
そちらも良かったらご覧ください。
「デイリーユースのダッチオーブン「WEEKENDER」」