プチギフトに、来年の準備に。芹沢銈介卓上カレンダー
こんにちは、メトロクス・タカハシ(商品部)です。
気付けばもう10月。今年も残すところあと3ヶ月となってしまいました。
まだまだ年末の実感はわきませんが、今年も「芹沢銈介 卓上カレンダー2020」が入荷いたしました!
ご存じの方も多いかと思いますが、ここで改めて芹沢銈介について簡単にご紹介いたします。
1895年静岡県静岡市生まれ、「型絵染」にて重要無形文化財保持者、つまり人間国宝に認定されています。
この型絵染とは、古くから日本で行われてきた伝統的な手法で、渋紙と呼ばれる硬くて丈夫な紙に文様を掘り、
もち米を主原料とする防染糊を用いて布を染めていきます。
芹沢は、琉球紅型と古来から続く技法を融合することでさらに発展させ、色彩豊かで創意あふれる作品を多く製作しました。
その中でも芹沢が長い期間に渡り製作していたのがカレンダーの製作です。
空襲のために家財や型紙等の大半を焼失してしまった芹沢が、戦災を免れた日本民芸館に転居し、
狭い場所でもできることから型染めのカレンダー製作が始めたそうです。
なんと1945年から1984年まで、途切れることなく続いたとのこと!
前置きが長くなってしまいましたが、これらの作品の復刻版が今回ご紹介する「卓上カレンダー」です。
1月から3月まで、画像をお見せいたします!
伝統を感じさせる絵柄ながらもモダンな雰囲気であり、華やかながらも見やすいというバランスが絶妙です。
また前述の通り、非常に多作であったことから毎年違った図案のカレンダーが発売されています。
ハガキサイズで、デスクにちょこんと置くのにもぴったりです。
※写真は2019年版です
色彩に満ちた絵柄は、遠目に見ても存在感があります。
1200円(税抜)という手頃な価格からも、ギフトとしても毎年ご好評をいただいております。
お友達や職場の集まりなどが増えてくる季節ですので、日頃のお礼としてプチギフト、というのも素敵ですね!
店頭にも展示しておりますので、来年を迎えるのが楽しみになる華やかなカレンダーをぜひご覧になってください!