「練り上げ作家 ハラダマホ展」開催中リポート!
こんにちは。
メトロクス・タカハシです。
メトロクス東京では先週末の土曜日から「練り上げ作家 ハラダマホ展」が開催中
です。初日となった土曜日は沢山のお客様にお越し頂き本当にありがとうございました。
今日のブログでは、そんなハラダマホ展の世界観を少しだけご紹介します!
お店に入って奥に進むといつものメトロクスよりもスッキリとした展示の中で
ハラダマホ展が開催しています。
最初に目に入るテーブルではマホさんからお借りした作陶に使う道具や材料、成形前の
生地等貴重な品物を実際にご覧頂けます。
道具の名前もユニークで、この道具の名前は見た目の通り「弓」。
生地をスライスする時に使用します。
そして、この布袋は「ポンポン」。
ハラダさんいわく、特に名前がある訳ではなくそう呼んでいるそうな。
これは生地の成形中に形を整える時に使用します。
練り上げ用のバレンのようなものだとイメージして下さい。
天井から吊っているパネルは練り上げの制作工程や作品のデザイン画です。
どうやって作っているんだろう?と気になっていた方も多いであろう練り上げ作りの
工程を順を追って説明しています。 展示している道具類と合わせてみると、より
練り上げについて詳しく知ることが出来ますよ!
次に、ハラダさんが影響を受けた私物をお借りして展示しているコーナーです。
主に、書籍が多く、文学的な要素から影響を受けて今の作品に繋がっているんですね。
そういうところが少し風変りで魅力的な作家さんです。
そして実際のデザイン画もこちらのコーナーでご自由にご覧頂けるようになっています。
作品ですが、今回は販売用の作品以外にハラダさんからお借りした保管用の
作品も一緒に展示しています。 ハラダさんはこれまで作った自分の作品を保管されて
いるそうで今回は特別にそういった作品もお借りすることが出来ました。
1コーナーに別々のテーマごとに作品を集め展示させて頂きました。
ちなみに、このコーナーはカップ:歯車、マグ:歯車、飯椀:線路とちょっと
インダストリアルなデザインの作品を集め、一緒に歯車を展示しています。
さて、いよいよ実際に販売している作品のコーナーです。
今回は、合計53種類の作品が集まった見応えのある作品群です!
1点のみの入荷しかない作品もあり既に完売となってしまった作品もあります。
作品の名前も一つ一つ面白く、例えばこのパスタ皿の名前は「ナイアガラ」ですが、
この名前の由来は大滝詠一のレコードレーベルやアルバムのナイアガラがモチーフと
なっている作品。
その他、この「節子」という名前のカップは昭和の名女優「原節子」からきています。
そんなユニークな作風のハラダマホさんの作品が集まった「練り上げ作家 ハラダマホ展」
は1月31日(土)までメトロクス東京で開催しています。
24日(土)にはハラダさんを招いたギャラリートーク、そして25日(日)は
臨時オープンとしてハラダさんの在廊日となっていますので
興味がある方は是非お越し下さい!
ギャラリートークは予約制となっており、下記の予約専用ホームページや
お電話、メールで受け付けていますのでご応募お待ちしております!