畑漆器店が考える民具の原点 卯之松シリーズ
こんにちは。
メトロクス・オノデラです。
石川県山中で450年培われた伝統の技法で作られる
「山中漆器」のメーカー、畑漆器店。
畑漆器店がcol.シリーズをデザインしたMUTEさんと再びタッグを組み、
畑漆器店が考える民具の原点として、
「卯之松」という新たなシリーズが発売となりました。
photograph by MUTE
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くせがない、スタンダードな形。
小さなところまで気配りのある、美しい形。
和食器とでも洋食器とでもけんかしない、やさしい形。
塗装は、木の色を生かしたウレタン塗装の「木肌」と
木目を生かす拭き漆で仕上げられた「飴色」「小豆色」の3種類。
飯椀 木肌 / photograph by MUTE
飯椀 飴色 / photograph by MUTE
飯椀 小豆色 / photograph by MUTE
汁椀 木肌 / photograph by MUTE
汁椀 飴色 / photograph by MUTE
汁椀 小豆色 / photograph by MUTE
木地にはサクラ材が用いられています。
高い技術を持ち合わせた職人が
旋盤を使って、薄く薄く挽いているので、
見た目も、実際の重量も、軽やかな印象です。
手に取ってみると、小ぶりで手馴染みがよく、
いつまでも触っていたくなります。
飲み口も薄くできているので、口当たりもよいですよ。
photograph by MUTE
色は、左から、木肌、飴、小豆です。
拭き漆の2種類では、飴色は茶色っぽく、
小豆色は、飴色よりも少し赤みがかっています。
photograph by MUTE
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暮らしに根付いた、普段使いの器として、
毎日の食卓で活躍してくれそうですね。
わたしは、汁椀を検討中。
飴にしようかな、小豆にしようかな。
迷ってしまう。