木を継いで生まれる美しいディテール
こんにちは、メトロクス・ハマダです。
今日は「仕口」について書いてみます。
仕口(しくち)とは。
建築において、二つの木材を直角あるいは斜めに接合する伝統的な技法です。
両方にかかった力の伝達が的確に行われるよう、
それぞれに「ほぞ」(突起部分)と「ほぞ穴」をつくり組み合わされます。
構造や強度などの観点から用いられる工法ですが
その仕上がりの美しさを芸術的に捉え、図柄として製品に反映したのが
asahinekoの仕口シリーズです。
これらは家具デザイナーの小泉 誠さんがデザインを手がけています。
木曽五木の、あすなろ・さわら・ひのき・ねずこ・こうやまきが材料です。
たとえば、箸置き&ナイフレスト。
ひのき(色の薄い方)・ねずこ(色の濃い方)の2つの木材で
組み合わされています。
このように分解して考えるとわかりやすいです。
両者がぴったりと合うように加工され、組み合わされます。
精密に加工できる木工技術がないと、こうはうまく接合されません。
和にも洋にも使えるシンプルなデザインは毎日の食卓にぴったり。
表面はウレタン塗装されていて、使い勝手も◎です。
こちらは、ソルト&ペッパーの「SPICE+」。
接着されていないので、仕口部分を離すことができ、
使用後は組み合わせたり、とブロックのように使えます。
ストンと収まる感覚がたのしい一品です。
木を継ぐという美しいディテールが味わえる「仕口シリーズ」。
いかがでしたか?
在庫限りで終了となる見込みですので、お早目にどうぞ。
仕口 箸置(5個セット) ¥4,536
仕口 ナイフレスト(5個セット) ¥4,860
仕口 SPICE+ ¥3,024