美味しさは良き道具から─南部鉄器のお鍋が入荷しました
こんにちは、メトロクス・ハマダです。
日曜の朝にフジテレビの「新報道2001」を観ていたら
南部鉄器の特集をやっていました。
1970年代には80以上もあった岩手県南部地方の鉄器工場は、
現在、30ヶ所くらいまでに減っているそうです。
まさか、ここまでとは…実際に数字で見ると驚愕。
こうやって伝統工芸が失われていくの?と焦りさえ覚えました。
そして、今後、南部鉄器の職人がどんどん減ってしまうことに
価値を見出した中国の方がいま、南部鉄器を買い占めているとのこと…!
投機対象というよりは、コレクターが多いようですね。
しかしながら、中国本土で数百万円で出品されていたりするのもまた事実。。。
エヌ・クラフツでも南部鉄器を取扱っていますが、
常に数か月~半年待ちといった状況で、人気のほどが伺えます。
(実は先日、一部入荷しました!続きは後半で…!)
特集の中で、日本在住26年のアメリカ人・八須ナンシーさんも
南部鉄器の愛用者として紹介されました。
鉄瓶ならお湯がまろやかに、
鍋やフライパンで焼けば食材が驚くほど美味しくなる。
「こんな良いものを使わない方が不思議。」といったことをおっしゃっていました。
安い道具に比べると、もちろん、鉄なので錆びやすく、
お手入れが必要で手間はかかります。
しかし、手入れさえしていれば、親子3代、いやそれ以上、
半永久的にずっと使っていける道具なのだから、高くて当たり前だと。
ホント、正論ですね。
3年使えば良いくらいで捨てられていく普通のフライパンと比べて、
一生使えるのですから、コストパフォーマンスとしては良いんだと思います。
モノの良さを見出して愛着をもって使っていく。
現代の生活の中では、どうしても利便性や手軽さを優先してしまいがちですが、
何かひとつでも、スローライフじゃないですけれど、
こういった考えを反映したモノを使い続けていたいものです。
私も鉄製のフライパンをひとつ、愛用しています。
(南部鉄器ではなく、柳宗理さんのものですが・・・)
ズボラするとすぐに錆がついてしまったりするので、
このひとつだけは丹念込めて愛用中です。
お肉や魚、パンケーキ、どれもその他のお手軽フライパンではできない味になります。
鉄のフライパンで焼くチヂミは絶品です!
さて、長くなってしまいましたが、老舗・釜定の南部鉄器が再入荷しています。
毎度、入荷数は少なく、欠品するとまた、半年以上先まで入荷見込みはありません。
フライパン、鍋など人気のアイテムです。
お早目にどうぞ。
釜定 組鍋 (小)¥3,024
釜定 組鍋 (中)¥4,860
釜定 組鍋 (大)¥8,640
釜定 洋鍋 (小)¥5,940
釜定 洋鍋 (中)¥10,800.
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