継承される伝統、若手作家5人が手掛けるアート
こんにちは、メトロクス・フクオカです。
このたび、エヌクラフツに弊社オリジナルの新商品が加わりました。
バンブーグラフィック
大分の若手竹職人による、立体的でリズム感のあるウォールオーナメントです。
タイプはこちらの5種類。
ござ目 / ボーダー、輪弧 / サークル、亀甲 / ボックス、
もろこし / グリッド、波網代 / ハーフ。
このバンブーグラフィックは、伝統的な編み方をベースにしていて、
名称はそれぞれの竹の編み方から由来しています。
例えば、6本の竹ひごを組み、編み目が六角形に見える六つ目模様に編む技法
「六つ目編み」をアレンジしたのが「亀甲 / ボックス」。
3本ずつ、それぞれ色を変え、規則的な模様に編んでいて、離れて見ると、
立方体が並んでいるように浮かび上がるグラフィカルな作品です。
その他の編み方についても詳しくご紹介しているので、特集ページもぜひご覧ください。
>> バンブーグラフィック特集ページ
これは昨年の秋に大分県の別府訓練支援センターへお邪魔したときの写真。
竹の伝統的な編み方を紹介しているエリアの壁面です。
中央付近は「輪弧編み」のいろいろなパターン。
こちらは「網代編み」のパターンなど。グラフィックのようですよね。
竹の編み方のバリエーションがこんなにあることに加え、細かな模様なども
描くように表現できることに驚きと奥深さを感じました。
こちらも竹のプロダクト「SKランプ」。竹とアクリル素材が融合した照明です。
竹とアクリルの結合部分をよ~く見てみてください。
「輪弧編み」です。
こちらはバンブーグラフィックの「輪弧編み」のアップ。
奥に見える輪の部分が層になっていますね。
SKランプはこの層の部分にアクリルを挟み込み、完成しています。
なので、留め具が一切ない美しいシェードに仕上がっているんです。
今回発売したバンブーグラフィックは単なる平面ではなく、竹の編み目による
奥行きや立体感を感じられる製品です。
そして、伝統的な技法を別府の若手作家さん5人(20代~40代のお若い方ばかり)が
アレンジを加え、現代的に仕上がっています。
若い方たちの手で伝統の技術が継承されていく、
その一端を担うプロダクトになってくれたらと私たちは願っています。
くわしくはこちら
>> バンブーグラフィック特集ページ
おまけ:別府訓練支援センターで見つけたもの。
アクリル?ガラス?に竹が包まれている、ペーパーウェイト。
この製品も竹の編みのおもしろさをグラフィックとして捉えたプロダクトですね。