一生ものの道具と向き合う
長々とお正月気分で暴飲暴食をしていましたが、早くも2月・・・。
少し気を引き締めたい気持ちで、我が家では毎年やることのなかった豆まきを
今年は実行しました。
こんにちは、厄に猛追されているメトロクス・ハマダです。
さて、本日はブログでご紹介するのが遅くなってしまっていた、
南部鉄器のパネルをご覧いただきたいと思います。
岩手県で明治から続く老舗・釜定のものです。
パネルと言っても、用途としては鍋敷き。冬の食卓にはかかせません。
伝統工芸とデザインが融合したモダンで整然とした美しさがあります。さすがです。
酸化したり、下地が見えてきたり、と使い込むうちに変化していく、
独特の表情を楽しめるところが鉄器の良さ。
手入れをしていけば、一生ものの道具にもなりますし、もちろん自分の子供、
はたまた孫の代まで受け継がれたりして。
今、自分が手にしたモノが、例えば100年後にも実用されるかもと考えると、
なんだか不思議な感覚とわくわくする気持ちが入り混じって、
「モノを愛(め)でる」ということに陶酔しそうです。
左から、
鍋敷き 格子(大) 225 ¥3,675
パネル 212 ¥4,725
パネル 210 ¥4,725
こちらは、丸紋の「パネル 212」。
長辺は約30cmあるので、大きなお鍋もドカっと置くことができます。
ちなみに写真はココットサイズのミニ鍋を置いています。
音符(ト音記号)のようにも見える、丸が連なったデザインがかわいらしい。
鍋敷きとして使わないときは、ぜひ壁掛けのオーナメントとして飾ってみてください。
空間が引き締まり、白い壁には特に映えると思います。
「パネル 212」と、三角形が2つ連なってリボンのようにも見える「パネル 210」は、
少し高さがあり、テーブルに落ちる影もきれいです。
足にはラバーキャップがついていて安心。
安定感があるだけでなく、テーブルへのキズ防止にもなります。
「鍋敷き 格子(大) 225」は見てのとおりの格子模様。
よーく見てみると、編み込んだようなディティールに仕上がっています。
芸が細かい!
このシャープさ。精度の高さが伺えます。
お鍋を置いてしまうと、鍋敷きが見えにくかったので
清岡幸道さんのスープボウルを置いてみました。
黒く重厚な雰囲気の鉄器ですが、シャープで整った格子柄は軽やかで、
食卓を華やかに見せてくれそうですね。
年末にご紹介した釜定のフライパンや鍋は人気のあまり、欠品が出てきています。
職人さんが手間暇をかけて制作していますので、何卒ご理解ください。
少し先にはなりますが、入荷予定分のご予約受付中です。
また、洋鍋 小&中 と ミニパン は少し在庫が残っていますよ。
こちらも欠品次第、ご予約になってしまいますのでお早目にどうぞ!
こういった一生ものの道具と出会えるか否かで、
いろんなモノへの価値観も変わってくるのかな、なんて思いました。
釜定 商品一覧はこちら