自分で使って、人に贈って「釜定の南部鉄器」
こんにちは。
メトロクス・タカハシです。
今日のクラフトブログは盛岡にある南部鉄器の名工「釜定」について。
釜定の製品は伝統的な南部鉄器の技術力はもちろん、フィンランドに在住経験の
ある3台目、宮 伸穂のすっきりとモダンなデザインが魅力的な、普段の生活にすんなり
と馴染んでくれる道具たちです。
鋳物の製法で作られるずっしりと重たい南部鉄器ですが、最近はステンレスや
アルミニウムの軽い道具が増え、鉄の道具を見かける機会はめっきりと
少なくなってきました。南部鉄器は重厚でお手入れも大変ですが、鍋やフランパン
なんかは何度も繰り返し使用することで、油が鉄器に馴染んできて、
味わいが出てきます。
また、調里の点においても素材に均一に熱が通りやすく卵焼きや炒め物等、
焼き上がりが全然違う!という声もよく聞かれます。
前回の入荷分が既に完売となってしまったアイテムも多い釜定ですが、
組鍋の大と中、オイルパンは若干数在庫が残っています。
釜定 オイルパン 214 ¥8,640
オイルパンはその長い持ち手とシャープなフォルムが特徴的です。
釜定 組鍋(大) 230 ¥8,640
釜定 組鍋(中) 231 ¥4,860
煮込み料理やオーブン料理など多用途にご使用頂けます。
中サイズで2人分のお鍋に最適な大きさです。
そして小ぶりなサイズの栓抜き達も入荷してまいりました。
シンプルで飽きが来ないこの栓抜きはどこか、
こけしを思わせるようなデザイン。
壁にかけてオーナメントのように楽しんでも絵になりますね。
この栓抜き、普通そうに見えて全然普通じゃないデザインが素敵です(褒め葉)
価格も¥1,188と買い求めやすく気分によって違うデザインのものを使ったり、
プチギフトとしてプレゼントにしたりしてもいいでしょう。
以前のブログにもありましたが、南部鉄器は後継者不足により徐々に工房の数も少なく
なってきています。これまでの南部鉄器は鉄瓶等が中心でしたが、
これからの時代それだけで生き残れないという考えから
釜定はモダンでシンプルな製品を多く作られるようになったそうです。
いきなり鍋を買って使いこなせるか不安・・・と言う人は栓抜から
南部鉄器を始めてみてはいかがでしょう?